就労体験日記

ヨリドコの<就業継続支援B型事業>の利用者のSさんが、今年の4月から、無事に一般就労が決定したしました。

とはいえSさん本人は「今のままだと、フルタイムで週5日働けるのかどうか不安」とのことでしたので、実際に働く前に、熊野小型引越センターさまのほうで1日就労体験をさせていただくことになりました。以下、就労体験をしたSさんに、当日の動きを語っていただきました。

仕事の内容は市外から来たトラック(2t車)の積載物を倉庫に保管させるものとそうでないものを分ける作業でした。

以前自分は少し物流で働いていたことがあるのである程度の動きはわかりましたが、熊野小型運送の社員の方は重量物を軽々と持ち上げて作業していて運送業に携わっている方の体力と物を詰める際の隙間の感覚に驚かされました。

正午からは新宮医療センターにて搬出作業がありました。搬出物自体は大きなものでは無かったので力は必要ではありませんでしたが、搬出作業中に病院利用者の方や壁などに搬出物を接触させないようにするのに気を使いました。

今回学んだことは目的の言語化をしないと良い仕事ができない、意思表示をはっきりとさせて自分の役割を常に認識したいと感じました。5時間程の作業でしたが終わったらどっと疲れが出ましたがやり遂げることが出来たので4月からの一般就労に向けて頑張りたいです。

4月からがいよいよ本番。今回の就労体験での経験をもとに、仕事を続けていってもらいたい思います。Sさんファイト!!